しゃららららら う~~~っ わ~~~っ えくすたしぃ~

恭介は、小毬のスカートのファスナーに手をかけると、ファスナーを下げゆっくりとスカートを下ろしていく。
すると、イチゴパンツに包まれた小毬の可愛いお尻が露わになった。

「小毬はそんなにイチゴが好きなのかい、パンツの柄に出てるぜ……。」

イチゴパンツに包まれた小毬の可愛いお尻を目の当たりにし、しみじみとそんな台詞をつぶやく恭介氏。

「ふぇ……そんなに見られたら恥ずかしいです、恭介さん……。」

そう恥じらう小毬があまりにも可愛すぎたので、思わずイチゴパンツに包まれた小毬の可愛いお尻に頬ずりをする恭介氏。

「小毬可愛いよ小毬……。」

「ふぇ、恭介さんそんなところ、くすぐったいです、あっ」

しゃららららら う~~~っ わ~~~っ えくすたしぃ~

……きっと、こんな二人を恭介の妹君が見たならば、彼女はこう言うであろう。

「こいつらバカだ。」

……。

だがしかし、たとえバカだと言われようと、そんなことは今の二人にとって取るに足らないことだった。

もはや、恭介と小毬のラブラブ幸せスパイラル空間を破壊することなど何ものにもできない……はずだった。


エクスタシー後、微睡む恭介の目に何気なく映ったのは、脱ぎ置かれた小毬の可愛いイチゴパンツ。
それは、恭介にある出来事を思い出させた。

「イチゴといえば……前に小毬と一緒に食べたイチゴサンデー、美味かったな。何という店のイチゴサンデーだったかな。」

恭介は、彼氏が彼女とのデートの思い出を忘れずにいることを、小毬が喜んでくれるであろうと期待した。
しかし――

「ふえ?前に恭介さんと一緒に食べたのはイチゴサンデーじゃなくて、いちごパフェですよ。」

「う‵‵っ」

予想もしなかった小毬の答えに、珍しく動揺し二の句が継げない恭介。
だが、時すでに遅し、もはやいつものほんわりきゅーとなメルヘン少女とは違うダーク小毬の厳しい追及が彼を待ち受けていた。

「……誰と一緒に食べたんですか、イチゴサンデー。」

「うぐぅ……。」

「……誰と一緒に食べたんですか、イチゴサンデー。」

「が、がお。」

「……誰と一緒に食べたんですか、イチゴサンデー。」

「い、い、 いやっほうイチゴパンツ最高ぉ……。」



……MISSION FAILED


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